ご挨拶・理念
当院リハビリテーションセンターは、理学療法、作業療法、言語聴覚療法の3部門で構成され、リハビリテーション科医師1名と60名の療法士を有するリハビリテーション施設です。
総合病院である特性を生かし、「急性期リハビリテーション」「予防的リハビリテーション」「高齢者リハビリテーション」「終末期リハビリテーション」を通して、急性期から生活期までの多様なニーズに対応できるよう取り組んでいます。
地域住民を対象とした体操教室の開催などの予防事業を実践し、地域密着型の施設としての使命を果たすとともに、介護保険領域での訪問リハビリテーションも実施しております。
病期、各疾患において専門領域に特化した質の高い効果的なリハビリテーションを提供できるようにスタッフ一同励んでおります。
2023年4月からは茨城県指定地域リハ・ステーションの認可を再取得しました。従来の訪問リハビリに加え、近隣の医療機関や介護保険施設、各種居宅サービス等の事業者、行政との円滑な連携を図り地域リハビリテーションの普及に貢献し、地域住民に信頼され、選ばれるリハビリセンターを目指していきます。
2025年5月 リハビリテーションセンター科長
リハビリテーションセンターの基本方針
- 「急性期リハ」「高齢者リハ」「予防的リハ」「終末期リハ」を通して、地域住民に信頼され、選ばれるリハビリセンターを目指します。
- 地域住民のニーズに応えられる、多様性のあるリハビリ職員を育成・輩出します。
施設概要
B館1階 B37 リハビリテーションセンター



スタッフ数(2025年6月現在)
リハビリテーション医(常勤)1名
リハビリテーション医(非常勤)1名
理学療法士 32名
作業療法士 23名
言語聴覚士 11名
助手 1名
事務 2名
施設認定(2025年6月現在)
心大血管疾患Ⅰ
脳血管疾患Ⅰ
運動器疾患Ⅰ
呼吸器疾患Ⅰ
廃用症候群Ⅰ
がんリハビリテーション
摂食機能療法
茨城県指定地域リハ・ステーション
職種紹介
理学療法Physical Therapy
理学療法部門では運動療法、物理療法、徒手療法、その他各種病期別の病態に合わせた理学療法を提供するとともに、糖尿病の運動指導や心臓リハビリテーション、ご家族への介助指導や退院前の家屋調査・指導等も実施しており、地域に根差した医療を提供できる体制を整えています。また外来でのリハビリテーションでは、退院後の身体機能の改善に向けた継続的な介入を行うほか、生活の中で痛みを生じた方、慢性的な痛みを抱える方、スポーツ活動にてケガをされた方なども対象に理学療法を提供しています。

作業療法Occupational Therapy
作業療法の「作業」とは、食事や着替え、排泄などの身の回りの活動、炊事や洗濯・掃除などの家事、学業や仕事、遊びや趣味活動など、一つ一つの活動のことを示しています。
「生きていく為に必要な作業」「日々を楽しむための作業」「休息となる作業」これらがバランスよく構成されていると健康的に日々を過ごすことができます。ところが、病気や怪我をしてしまうと、生活する環境が変わるだけでなく、その人を構成する作業活動のバランスも崩れ、不健康な生活となります。次第に外部との交流も閉ざされていきます。そのような方々に対して、再び作業活動や外部と交流する機会を持つことで、病気やけがによって生まれた悪い習慣を改善し、ご本人が望む生活を送れるように環境を整えていくリハビリテーションが作業療法です。

言語聴覚療法 Speech-Language-Hearing Therapy
言語聴覚療法部門では、コミュニケーション能力や摂食嚥下機能等の障害のある方に対してリハビリテーションを行っています。機能回復のためのリハビリと併せて、残存する能力でのコミュニケーションや食事が可能となるよう、代償手段や食事内容・介助方法の指導やサポートなども行っています。患者様の退院後の生活を視野に入れ、ご家族様の不安の軽減も図れるよう、外来や訪問でのリハビリテーションにも対応しています。

リハビリテーションセンター 活動紹介
班活動
複数部門にまたがって専門的な医療の充実を図っています。詳細はこちら
多職種連携
病院内にて様々な部署と連携して活動を行っています。詳細はこちら
訪問リハビリ
介護保険領域での訪問リハビリテーションを提供しています。詳細はこちら
地域リハビリテーション事業
地域の皆様に向けての活動も実施しています。詳細はこちら