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形成外科
診療科からのお知らせ
われわれ形成外科医が互いの技術の工夫や研究の結果を発表する研鑽の会が1年に一回開催され今年は52回目でした。つまり新しい科と思われている形成外科もわが国では52年経過しているわけですが、実は外来で患者さんから、形成外科と整形外科とはどう違うのか?という質問を今年ももう何回か受けました。
形成外科は"体の表面の皮膚を主体の板金屋"、整形外科は"骨、関節主体の運動器屋"と考えれば分かり易いでしょうか、と答えていますが、次項の診療内容を見て頂くとより実際的な回答になるのですが。
ただ同じ漢字文化圏のお隣の中国では、形成外科(日本)=整形外科(中国)、整形外科(日本)=骨科(中国)となるので、また混乱するでしょうか?次項に目を通してみて下さい。
診療内容・特色
- 新鮮熱傷: やけどをしたら、まず冷やして下さい。やけどの深さにより治療方法は異なり、軟膏治療から手術まで行います。
- 顔面骨骨折および顔面軟部組織損傷: 打撲などによる鼻骨、頬骨、顎骨、眼窩骨ほかの顔面骨骨折の修復、顔の皮下出血、擦過傷、切り傷、挫裂傷、組織欠損の修復を行います。
- 口唇裂、口蓋裂:一般に口唇裂は生後3ヶ月、口蓋裂は 生後18ヶ月を目安に手術を行います。
- 手、足の外傷、先天異常: 手、足の外傷では、切り傷、切断など大きな傷のほか巻き爪変形(陥入爪も含む)による傷害、先天異常では、多指症、合指症の治療を行っています。
- その他の先天異常:小耳症、埋没耳、そのほかの耳介変形(スタール耳、貝殻耳、折れ耳ーー)の手術および独自の矯正用装具による治療を行っています。耳介の変形は気になったら、生後すぐに一度相談に来てください。装具による治療効果は時期が大きく関係します。
- 母斑、血管腫、良性腫瘍: 母斑にはほくろ、茶あざ、黒あざ、脂腺母斑、蒙古斑その他、赤あざには血管腫(いろいろな種類)があります。良性腫瘍には粉瘤など傷やきびあとなどに関係するものをや、脂肪腫、線維腫ほか、皮膚にできるもの、皮膚の下に触るものを含め、一般的にもっとも日常的の処置の希望が多い傾向があります。
- 悪性腫瘍およびそれに関連する再建 :皮膚癌や、肉腫、悪性黒色腫ほか悪性に分類されるもので、組織を大きく切除したりする事もあり、その部のカバーのことも考える必要があります。
- 瘢痕、瘢痕拘縮、ケロイド:傷跡をきれいにする、盛り上がって痛みやかゆみを伴ったりの瘢痕、引きつれた瘢痕の処置には、いろいろな方法があります。
- 難治性潰瘍、褥瘡: 今多いのは、糖尿病や動脈硬化、静脈瘤などがあってなかなか治らない潰瘍です。床ずれといわれている褥瘡は寝たきりの高齢のかたが増えたり、交通事故により車椅子生活になってできるかたなどもあり、治療には条件により月?年単位の時間を要する場合があります。形成外科医のみでなく総合的な力が必要な疾患です。
- 美容外科:二重まぶた、しみ、しわ、ほか。一般的に保険診療では対象にならない美意識にたいする処置をおこなうことになります。
- その他: へそ変形、陥没乳頭ほかの治療。
抗加齢医療外来:(10)にも関係するのですが、抗加齢医療外来を毎週火曜日午後、予約制(電話予約も受付ています)で行っています。
医師紹介
常勤医
- 高橋 元
- ■役職:部長
- ■出身大学:日本大学
- ■認定・資格等:
日本形成外科学会認定医、日本美容外科学会専門医、日本熱傷学会認定医、
日本レーザー医学会指導医、日本抗加齢医学会認定医、日本臨床皮膚外科学会認定・専門医、
日本褥瘡学会認定師、日本体育協会スポーツドクター、日本医師会認定健康スポーツ医 - ■学会活動:
日本褥瘡学会評議員、日本褥瘡学会関東甲信越地方会茨城支部世話人、日本レーザー医学会評議員
日本外科系連合学会評議員、日本臨床皮膚外科学会評議員、日本結合組織学会評議員
日本生活支援工学会評議員 - ■所属学会:
日本形成外科学会、日本美容外科学会、日本レーザー医学会、日本熱傷学会
日本外科系連合学会、日本臨床皮膚外科学会、日本コンピューター外科学会、日本生活支援工学会
日本褥瘡学会、日本結合組織学会、日本創傷治癒学会、日本創傷外科学会、日本顔学会
非常勤医
- 東京女子医科大学
- 週3日(水、金、土)東京女子医科大学形成外科より派遣されています。
- 日本大学
- 週1日(月)日本大学医学部形成外科より派遣されています。
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