介護職員等処遇改善加算についての情報公開(見える化要件)
当介護医療院では、介護職員等処遇改善加算Ⅲを取得しています。この加算を取得するにあたり、職場環境の改善が必要となっており、下記の通りに、職場の働く環境作りに取り組んでいます。
見える化要件とは、介護サービスの情報公表制度や当ホームページを活用し新加算の取得状況・賃金改善以外の処遇改善に関する具体的な取り組み内容を公表していることです。
令和7年度 処遇改善加算の取得状況
・算定区分 職員等処遇改善加算(Ⅲ)
・算定率 3.6%
入職促進に向けた取組
1.事業所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化
2.他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築
資質向上やキャリアアップに向けた支援
1.働きながら介護福祉士取得を目指すものに対する実務者研修受講支援の導入、実施
2.上位者・担当者によるキャリア相談、定期的な相談の機会確保
両立支援・多様な働き方の推進
1.子育てや家族等の介護等仕事の両立を目指す者のための休業制度等の導入
2.有給休暇を取得しやすい環境、雰囲気。具体的な取得目標を定めたうえで、取得状況を確認し、身近な上司等からの積極的な声掛け。
腰痛を含む心身の健康管理
1.業務についての相談窓口、ストレスチェックの実施、従業員の健康管理対策の実施、休憩室の設置。
2.事故.トラブルへの対応マニュアル等の作成や体制の整備
生産性向上のための取組
1.業務内容の明確化と役割分担を行い、介護職員がケアに集中できる環境を整備
2.記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減
3.間接的な業務(清掃・ベッドメイキング・ごみ捨て等)がある場合は介護助手や外注等で補うなど役割の見直しやシフトの組み換え
やりがい・働きがいの醸成
1.ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた職場環境やケアの内容の改善
2.ケアの好事例や利用者や家族からの謝意等の情報を共有する機会の提供