敬老の日を前に…

中村奇峰先生の愛弟子である吉水緑蓬先生の作品を玄関口に飾らせて頂きました。

当施設を気に入って頂き、数か月経ちます。
施設での生活を「のんびりと過ごしたい」と仰っていましたが、
病気と思うように動きづらい手足と仲良く付き合いながら、
読みたかった本を、今では窓辺で季節の移り変わりを感じながら読まれています。
「年を取ったらこんな生活がしたかったのよ。」と食後は必ず両手を合わせ、
ゆっくりと「ごちそうさま」と言って下さいます。
私たちの方が出会えてよかったです。
ありがとうの言葉を添えて。

(作品とご一緒に撮影)
職員手作りの鶴を水引きで模った作品とともに展示しています。