令和6年1月 春秋園だより「施設長ご挨拶」

 皆様新年あけましておめでとうございます。新しい年を無事迎えられたこと皆様と我々職員全員で感謝したいと思います。

 横浜の豪華客船で新型コロナウイルス感染症が発生したという情報から、あっという間に4年が経過しました。そして漸く昨年11月中旬から、まだ幾つかの条件はありますが、入所の方と御家族の方の直接面会をして頂けるようになりました。

 今回のことを通じて、我々は人と人が挨拶を交わすことからはじまり、毎日が濃密な人間関係の中で生かされていたのだと改めて感じました。ソーシャルデイスタンスが必要と言うことで、互いに1.5m離れてお話しを、と。

しかし我々老健での生活のお世話は1.5m離れては不可能でした。当然のように30㎝,どころか直接タッチが当たり前。我々は改めて互の体温を感じとれる距離の大切さ、そして言葉の大切さを再認識させられました。

 春秋園は平成17年4月1日の開設で、今年で丸19年目を迎えます。その中に、ペスト、コレラ、スペイン風邪等の疫病に連なるCOVID‐19であろう歴史のひとコマがはいることとなりました。もう一つ、春秋園の利用者の方々の中に、歴史を体現されている方々が5名いらっしゃいます。一世紀、つまり100歳以上の世界をご存じの102歳(1名)、101歳(3名)、100歳(1名)のお歴々です。

 そのような流れの中で、春秋園をご利用されているすべての方々とそのご家族、そしてお世話させて頂く春秋園の職員が、コロナ前の様に同じ空気と時間を共有できるようになりつつあることを全員で喜びたいと思います。本年も皆様どうぞ宜しくお願い申し上げます。  

(施設長 高橋 元)