令和5年2月 春秋園だより「利用者様と迎えたお正月」

暦の上では春となりましたがまだ朝晩の寒さが厳しく、本格的な春が待ち遠しいこの頃です。

 今回は、お正月を迎えた時のユニットフロアの様子をお伝えします。

 まず新年を迎えるにあたって「初日の出」を拝みました。利用者様も初日の出を楽しみにされていたようで、いつもより早く起床し身だしなみを整えていました。そして、大きな窓の前に集まりお互いに新年の挨拶をしていました。その後、徐々に昇ってくる太陽を見ながら「いつもより明るく輝いて見えて綺麗ですね。」「初日の出を拝めて、今年も良いスタートが切れました。」と感動の声を聞かせてくれました。

 続いて、お正月に召し上がるものと言えば・・・「お正月料理」ですね!春秋園も三が日には献立がより豪華になります。栄養バランスを考慮しつつ味も抜群な料理が出てくると、利用者様から自然と笑みがこぼれていました。食べ終わった後、利用者様に美味しかった料理は何だったか尋ねると、「お雑煮」「お赤飯」「鮪のたたき」などが挙げられました。

 最後に、春秋園の中でも初詣に行った気分が味わえるように、お参りができるスペースを設けました。利用者様は鐘紐を振り、新年へのお祈りをされていました。どのようなことをお祈りされたのか尋ねると、娘様、息子様、それからお孫様の心身健全をお祈りされた方が多かったようです。

 「お正月」という特別な日には利用者様も家族団欒で過ごしたいという気持ちでいっぱいだと思いますが、現在は感染症対策の為、ご家族と一緒に過ごす機会が少ないのが現状です。

年間行事を通して楽しい思い出を作りながら生活して頂き、春秋園が「第二の我が家」だと思っていただけるように。職員一同、精一杯サポートさせていただきます。

(春秋園入所スタッフ一同)