看護部紹介

看護部長からのメッセージ

 当院は、医療療養病棟、障害者施設等一般病棟、緩和ケア病棟、急性期病棟といった多様な病床機能を備えたケアミックス型病院です。主に慢性期医療を担っており、高齢の患者様やがん終末期の患者様が多く入院されています。

 私たち看護部は、「心に届く看護・介護を実践する」という理念のもと、患者様一人ひとりの人生に寄り添う看護を大切にしています。高齢化が進む現代においては、病気の治療だけでなく、「人生の最終段階をどう過ごすか」が重要なテーマです。

 当院では、各病棟の特性を活かしながら、患者様の「どう生きたいか」「どう過ごしたいか」という思いに耳を傾け、その人らしい人生を最期まで尊厳をもって支える看護を実践しています。痛みや不安を和らげることはもちろん、心のケアにも力を入れています。

 さらに、多職種と連携しながらACP(アドバンス・ケア・プランニング)にも積極的に取り組み、人生の最終段階にある患者様に対して質の高いケアの提供を目指しています。

 看護の専門性を高めるとともに、人としての温かさや誠実さを忘れず、“やさしさ”を大切にした看護を実践しています。

2025年10月吉日 看護部長代行 乙守 篤