春秋園だより

令和2年8月 春秋園だより「通所リハビリテーションのレクリエーション」について

2020年8月号サイズ変更後.jpg
 
  季節は梅雨に入り、じめじめした天気が続いております。コロナウイルスの波がようやく落ち着いてきたと思った矢先、再度の蔓延により、利用者様や職員もウイルスに怯えながら耐え凌いでいる毎日です。

 通所では手指消毒や送迎車の消毒を実施し、感染予防に努めています。また、行事ごとも中止となり、利用者様もいつも以上に楽しみが少ない中、職員と一緒に日々の小さな楽しみを見つけ、ウイルスと闘っています。

 行事ごとが中止の為、職員も利用者様に少しでもコロナ疲れを癒してもらおうと、レクリエーションの時間を使って、
 職員余興を行なったり、手作業レクリエーションを充実させたりと工夫を凝らしています。

 職員余興では、職員が沖縄三味線を使い利用者様の馴染みのある曲を弾いて一緒に歌ったり、ストレッチ感覚で
 メロディーに合わせて手足を動かしたりすることで、心も身体もリフレッシュできました。

手作業レクリエーションでは、通常よりも種類を増やし、絶えず新しいレクリエーションを提供し、利用者様も
「次はあれをやるのね!」と楽しみな様子でした。

 少しだけコロナ疲れを忘れ、たくさん笑顔も見る事ができました。

 毎日コロナのニュースが飛び交う中で、利用者様も不安な事が多い事と思います。その様な不安を少しでも忘れ、
 笑顔でご自宅に帰って頂けるように、これからも様々なサービスを提供していきたいと思います。
  
 

(春秋園通所スタッフ一同)

令和2年7月 春秋園だより「母の日のプレゼント」について

2020年7月号②.JPGサイズ変更後.JPG


 そろそろコロナ疲れが出ていませんか。刻々と変わるニュースや不安の中、心を安堵させるニュースを

探してしまいます。5月14日には、茨城県は緊急事態宣言が解除されました。

 そんな中、春秋園では5月10日に女性入所者様へ、母の日のプレゼントとして各階オリジナルの品物が

手渡されました。2階入所者様には、職員手作りの写真立てがプレゼントされ、沢山の素敵な笑顔が見られました。

 そして、6月21日には、「男子会」の代替えとして「お父さんが好きなビール、おつまみセット」をイメージしたおやつが予定されています。また、残念ながら今年の運動会は延期に、夏祭りは中止となりました。


 季節はそろそろ梅雨を迎えようとしています。こんな状況の中、人が人を思う気持ちは、一段と強くなったのではないでしょうか。

コロナのことなど気にせず、以前のように自由に生活できる状況が一日でも早く来て、この長いトンネルを抜け出したいものです。


 春秋園では、引き続き感染予防対策の為、面会を制限させていただいております。

ご迷惑をお掛けしておりますが、もうしばらくは、「ステイ春秋園」「エンジョイ春秋園」で、利用者様と一緒にコロナを乗り超えて行きたいと思います。どうかご理解、ご協力お願い致します。

(春秋園入所スタッフ一同)

令和2年6月 春秋園だより「アクセサリー作り」について

2020年6月号①.JPGサイズ変更後.JPG

 今回は先日、入所利用者様と一緒に行なった「アクセサリー作り」の様子をご紹介したいと思います。

 
 特殊な液体を型に入れてから固めて、出来上がったアクセサリーを髪や衣服、あるいは紐をつけて手首に着けてみたりと、皆さん思い思いに着飾っていらっしゃいました。

作り終えた利用者様からは、

「色々と作らせて頂いて、ありがとうございます。」

「簡単に出来ました。」

 等の喜びの声を頂きました。

 今後も入所フロアでは、レクリエーションや余暇の時間を使って利用者の皆様に生き生きとした生活を過ごして頂けますよう、日々努力して参ります。

(春秋園 入所スタッフ一同)

令和2年4月 春秋園だより「リハビリの役割」について

2020年4月号.JPGサイズ変更後.JPG
 
  今回は当施設において、リハビリがどのような形で在宅生活へ向けての役割を担っているか、ご紹介させて頂きます。


 病気や怪我で入院し、病院でのリハビリ後、すぐに在宅へ戻ることが不安な方が、入所して在宅復帰を目指す印象をお持ちの方が多いかと思います。
 
しかし現実には、完全に在宅へ戻ることが難しいケースが多々あります。
そのため、完全に在宅へ戻るのではなく、老健を一つの架け橋として生活を続けるケースもあります。
 
 例えば体力の衰えにより在宅生活の継続が難しくなり、入所して集中的にリハビリを行うことで、再度必要な体力を取り戻すケース。
またご家族様の都合や季節柄、数カ月単位で入所と在宅を行き来されている方もいらっしゃいます。予め入所と在宅期間が分かっていることで計画性が図られ、ご家族様の精神的負担を軽減しつつ利用者様も安心して目的意識を持ちながらリハビリに臨む事ができます。

 リハビリでは、在宅を想定し、介助方法の指導、家屋訪問や外出訓練による自宅環境の調整や生活動作の再確認等の取り組みも行っています。
例えば自宅が2階で階段を昇り降りする必要がある方に対し、手すりがどちらにあるのか、段差はどの位の高さなのか等、実際の生活環境を考慮しながら練習を行います。
 
 ご不明な点がございましたら気軽にお声かけ下さい。

(春秋園入所スタッフ一同)

令和2年3月 春秋園だより「通所リハビリ レクリエーション」について

2020年3月号.JPGサイズ変更後②.JPG

 通所リハビリでは、二月三日に節分の行事を執り行いました。
ここで節分について少しご紹介したいと思います。

 節分とは、「季節を分ける」と書いて「節分」であり、季節の始まりを示す立春・立夏・立秋・立冬の前日は全て節分と言われているそうです。
このような季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられ、新しい年を迎えるに辺り邪気を払って福を呼び込む為の厄払いをします。その一環として、豆まきを行います。
この邪気の代表としてよく用いられるのは鬼であり、その鬼は牛の角と虎の牙を持っており、虎の皮のふんどしを巻いています。
また鬼の嫌いなものは臭い鰯の頭と痛い柊のトゲであり、それを玄関に飾ることで鬼の侵入を防ぐとされています。

 今年の通所リハビリでの節分は、女性職員二人が赤鬼と青鬼に扮して登場しました。
鬼の姿を見ると利用者様はわっと驚き、手を叩いて笑っていました。その優しい鬼達と一緒に「鬼のパンツ」という曲を歌ったり、床に置いたカゴにお手玉を投げる豆まきをしたりと、有意義な時間を過ごせました。
利用者様も最後に鬼の素顔を見て一喜一憂しており、皆様とても楽しめたようでした。

 春秋園通所リハビリでは、これからも利用者の皆様に楽しんで頂ける行事を提供していきます。

(春秋園入所スタッフ一同)

令和2年2月 春秋園だより「入所者様の調理レク」について

2020年2月②.JPGサイズ変更後②.JPG

 今回は、入所フロアの企画で行った調理レクの様子をご紹介したいと思います。

 入所フロア二階では、おやつ時に調理レクでラーメンを作りました。

午前中に数名の利用者様に具材を切って頂き、午後のおやつ前に職員がラーメンを器に移して、切った具材や
スープを入れて完成させました。
召し上がって頂くと、とても満足したような表情の方や、美味しかったと嬉しそうに話す方ばかりでした。

食べるのが難しい利用者様にはスープのみを提供し、施設のおやつを召し上がって頂きました。
スープのみの利用者様も「美味しかったですか?」と聞くと頷いたり「美味しかった」と話されており、
普段のおやつでは見られない反応や言葉ばかりでした。

 一月にはたこ焼きや三月にはスイートポテトも控えており、そのことを話すと

「楽しみがまだまだあるわね」

と笑顔で話す姿も見られ、嬉しい限りです。
 
 二階では現時点では奇数月に調理レク、毎週日曜日にコーヒーやジュースを提供していますが少しずつ
日数を増やしたり内容も濃いものにしていきたいと思っています。
二階だけでなく、入所ではこのように普段の生活では中々食べられないようなおやつや食事を食べてもらい、
楽しく活気の溢れる生活を送って頂けるようにしていきたいと思っております。

(春秋園入所スタッフ一同)

令和2年1月 春秋園だより「入所者様の外食会」について

2020年1月号①.JPGサイズ変更後.JPG


 今回は、入所フロアの企画で、『スシロー牛久田宮店』へ外食会に行った時の様子をご紹介致します。

 利用者の皆様はお店に向かう車の中から興奮されていて、前日から既に「何を食べようかな?」と悩んでおられたそうです。

車に乗って向かうこと約10分。
目的地に到着すると車を降りてお店に入るのですが、車椅子用のスロープがあり、利用者様も安心して入ることが出来ました。

店内のテーブルに着き、利用者様が何を食べたいかをスタッフが確認しながら注文をしていきました。
目を輝かせながら次々と注文をされ、あっという間に召し上がっておられました。

食べ終わった後で、
「たくさん食べた。人の皿の分も食べようとしていた。」
「10皿食べた。」
「ご注文品の皿も狙っていた!」

との利用者様の声も頂きました!


当施設では今後も外出や外食会などを企画していきますので、今年も変わらぬ御厚情のほど、よろしくお願い申し上げます。 

(春秋園入所スタッフ一同)

令和元年12月 春秋園だより「入所者様のお出かけ」について

2019年12月号 (2)トリミング後サイズ変更後.jpg

 
 今回は入所フロアでお出かけをした時の模様をご紹介致します。

 入所者の皆様は先日、イオンモールつくばに行きました。
当日はあいにくの雨でしたが、久しぶりの外出や買い物を楽しまれていました。
広々とした店内を見て驚かれた方もいらっしゃいました。
 
「久しぶりにお買い物が出来て楽しかった~」
「洋服がたくさんあって迷った」

など、嬉しかったという声がたくさん聞かれました。短い時間ではありましたが、
充実したひとときを過ごせたとの事でした。

「楽しい時間だったからあっという間だったわ」

との声もありました。
施設生活の中で、時には外出をされることで大きく気分転換を図れたのではないでしょうか。

 普段はなかなか見られないような、満面の笑みを浮かべていた方もいらっしゃり、
こちらも自然と笑みがこぼれました。
 
皆さんに楽しんで頂けることは、私たちスタッフの幸せでもあります。
今後も外出や外食会など企画していきますので、お楽しみに。

(春秋園入所スタッフ一同)

令和元年11月 春秋園だより「利用者様の食事」について

2019年11月号①サイズ変更後.JPG


 今回は施設で取り組んでいる利用者様の「食」についてご紹介致します。


 実りの秋、食欲の秋…食べ物が美味しい季節ですが、皆様は「食事」について気にしたことがあるでしょうか?

 障害や加齢が原因で、嚥下(飲み込む)機能や認知面が低下したり、適切な食事姿勢が取れなくなると、食事が上手くできなくなります。
食べ物を口の中にため込んでしまったり、口から食道へ円滑に送り込みづらくなるのです。

嚥下の際、あごを引くことで飲み込みやすくなり、むせを予防しているのですが、あごが上がると口が開いてしまい、むせやすくなります。
むせる力も衰えると、そのまま食べ物が気管に入り、誤嚥性肺炎を引き起こす危険性が大きくなります。


そのようなことを予防するため、言語聴覚士と栄養士が利用者様の栄養状態を確認しながら主に嚥下の様子を、また、理学・作業療法士が食事姿勢を、
食事時間に合わせて見回る場を設けています。そしてその様子から、食形態や食事環境を検討しています。


 「食」は生活に潤いを与えてくれる楽しみの大きな要素となります。

利用者様の能力を最大限に活かした食事が提供できるように…これからもサポートを続けていきます。

(春秋園 リハビリスタッフ一同)

令和元年10月 春秋園だより「敬老会」について

 
 
2019年10月号①サイズ変更後.JPG
 今回は通所リハビリで行った敬老会での模様をご紹介致します。

敬老会では、始めに表彰式を行いました。表彰式は古希1名、喜寿3名、傘寿8名、米寿5名、卒寿5名、
九十歳以上の方が27名おり、表彰されました。賞状を受け取ると、皆様久しぶりの賞状を見て、とても喜ばれていました。
 
 表彰式の後、ボランティアの皆様による歌や踊り、職員による余興を披露しました。
ボランティアの「櫻川流 江戸芸かっぽれ」様が来て下さったときは、風流な着物を羽織り、かっぽれという踊りを見せて下さいました。何曲か披露され、利用者の皆様も身振り手振りをしながら、一緒に楽しまれていました。

職員余興では、衣装を揃えて乃木坂46「シンクロニシティ」を踊り、利用者様からも声援を頂き好評でした。


 最後に皆様と一緒に写真撮影をし、最高の思い出を残すことができました。
 これからも、皆様に楽しんで頂けるような、企画を考えていきたいと思います。

(春秋園 通所スタッフ一同)

令和元年9月 春秋園だより「スイカ割り」について

2019年9月号②.JPG
 今回は、2階フロアで行ったスイカ割りを紹介します。
 
  午前中、談話スペースに集まり新聞紙を丸めた棒で、スイカ割りを一人一人順番に行いました。
 利用者様は、楽しそうに笑顔でスイカ割りを行っており、最初は遠慮されていた方も、一度行うと何度もスイカを叩いていました。
 周りの方と「割れないなぁ」「ずいぶん硬いスイカだね」などと、お話しされていました。

  午後からは、ミキサーを使いスイカジュースを作り、提供いたしました。切ったスイカを見せると、「いい色だね」「甘そうで美味しそうだね」とお話しされていました。
 ジュースを飲んだ利用者様より、「夏らしいね」「甘くておいしいね」とのお言葉を頂きました。
 
  施設内で生活されているからこそ、季節感を感じられる行事は大切な事の一つです。
 今回、利用者様の笑顔を多く見ることができ、昔に戻った気持ちでスイカ割りを楽しんで頂けたかと思います。

  今後も、楽しんで頂けるような行事を企画し、充実した時間をご提供できたらと思います。
 

(春秋園 入所スタッフ一同)

令和元年8月 春秋園だより「調理レクリエーション」について

2019年8月号①.JPG
今回は、調理レクリエーションを紹介します。

 調理レクリエーションでは、パスタと餃子の皮を使ったピザを作りました。
 パスタは茹でて、ソース(明太子・たらこ・カルボナーラの3種類)パスタと混ぜ合わせ、好きな味のものを2種類選んで召し上がりました。

 餃子の皮ピザは、ピザの材料(ウィンナー・ピーマン・チーズ・ツナ)をみんなで切って、ピザのソースを餃子の皮に塗って、その皮に切った具材をのせて、焼き上げました。
 みなさん真剣な表情で具材を切っていました。

 料理をすることで、昔料理をしてきたのを思い出したかのように、みんな積極的に取り組んでおり、材料を切る包丁さばきが「さすが主婦!」と感じさせるほど手際が良かったです。
 調理中は「いいにおいがするね」「早くできないかな?」「おいしそう」など、完成を今か今かと待っていました。
 完成し、みんなでパスタとピザを召し上がると、「やっぱり自分で作った料理は美味しいね」「普段はなかなかこういう物食べられないからうれしい」など話され、ごはんの進みも良く、あっという間にパスタもピザも食べきってしまいました。
 今後も利用者様と何を調理していこうか考えて、調理レクリエーションを行っていきたいと思います。

(春秋園 入所スタッフ一同)

令和元年7月 春秋園だより「入所男子会」について

2019年7月号②.JPG
 『男子会』は、入所の男性利用者様を対象とした行事です。
四階の介護教室のスペースに居酒屋を作り、美味しいおつまみとカラオケを楽しんで頂きました。
その名も『春秋園 酒場』。入り口には暖簾が掛かっており、『うまいビール‼』という文字が躍ったポスターや提灯があって、そこはまさに昭和の居酒屋。雰囲気作りにもこだわりました。
 暖簾をくぐると、正面には何とビールサーバーとカラオケボックスが待ち構え、テーブル席には懐かしい駄菓子のお出迎え。お品書きには枝豆、冷奴、じゃがバター、焼き鳥と…ビールが欲しくなる料理が並んでいます。
 もちろんビール(ノンアルコール)を始め、さまざまな飲み物もご用意しました。
 
 参加された皆様は、お好みのおつまみと飲み物を召し上がりながら、カラオケで好きな曲を歌って楽しんでいました。最初は、男子会に行きたがらなかった利用者様もビールとおつまみを前にすると夢中になって召し上がりました。
 「あのビール、アルコール入ってないけど酔っぱらっちゃったよ」、
 「ビールを飲んだよ。一人で飲むよりみんなで飲んだ方が張り合いがあるよ」
 というお言葉を頂きました。
 たまには男同士でのんびりしたい時もある。そんな男の生き様を見た男子会でした。

 春秋園では毎月様々な行事を積極的に行なっております。
 これからも行事を通して、利用者様に季節を感じて楽しんで頂けるよう努めていきたいと思います。

(春秋園 入所スタッフ一同)

令和元年6月 春秋園だより「デイケアとデイサービスの違い」について

2019年6月号.JPG
今回はデイケアとデイサービスの違いについて簡単にご紹介をしたいと思います。
まず、一般的にデイサービスを通所介護、デイケアを通所リハビリテーションと言います。どちらも介護保険を利用した在宅サービスの柱で、その目的は、社会から孤立しがちな人々に活躍する場を提供することと言われています。しかし、通所介護は介護負担の軽減が主であり、通所リハビリテーションは医学的管理や心身機能の維持・改善が主になります。そのために施設基準も異なっており、通所リハビリテーションでは、専任常勤医1名と、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のいずれか1名が専従従業者として必要となります。通所介護ではこれらの人員は必ずしも必要としません。
春秋園は理学療法士3名、作業療法士4名が勤務しているため、通所リハビリテーションに分類され、マッサージやストレッチといった、リハビリスタッフが直接触れる療法や運動療法に加え、マシンを使ったパワーリハビリ等、利用者様に合わせた個別リハビリの提供を行っています。
今後も、日常生活に結び付いたサービス・リハビリテーションの提供を心掛けていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

(春秋園 リハビリスタッフ一同)

平成31年4月 春秋園だより「ボランティア」について

2019年4月号②.JPG
今回は3月8日に来て頂いた歌のボランティア「あざみの会」様のご紹介をしたいと思います。

最初は、着物を着たボランティア様による踊りを披露して頂きました。音楽に合わせ、扇子を振りながら踊る日本舞踊はとても見事で、利用者様からは驚きと喜びの声を聞くことが出来ました。
次にスーツを身にまとった方による歌を披露して頂きました。歌声もとても素晴らしく、聞いている利用者様の中には口ずさみ、リズムを取りながら歌を楽しまれている利用者様もいらっしゃって、非常に良い雰囲気の中で午後の時間を過ごすことが出来ました。その後も、色とりどりの衣装で踊りや歌を順々に披露していただきました。

これからも、ボランティア様にご協力いただきながら、利用者様に楽しんでいただけるようなイベントを考えていきたいと思います。

(春秋園 通所スタッフ一同)

平成31年3月 春秋園だより「節分」について

2019年3月号①.JPG

 今回は、2月3日に2階、3、4階は合同で節分を行いました。
 男性スタッフ2名が赤鬼、青鬼に扮し利用者様が豆の代わりに紙ボールを投げ退治しました。真剣にボールを投げたり、笑いながら投げるなど普段は、大人しい利用者様も生き生きとし「鬼は~外、福は~内」と楽しそうに大きな声を出していました。中には鬼の金棒を持ち、鬼を突く利用者様や落ちているボールを何度も拾い投げる方、立ち上がって投げる方も、退治後はスタッフに向かって「迫力があって楽しかったよ」と、満足な様子でした。鬼とツーショットの写真を撮る利用者様もいて嬉しく思います。豆まきの後も節分お焼きを各フロアで美味しそうに召し上がっていました。
 入所フロアでは節分、ひな祭りなどの季節のイベントや外食会や男子会などのイベントを月1で行っています。
このようなイベントを行う事により普段の生活から季節を感じ、良い刺激になり活気のある生活にしていけるよう努力していこうと思います。外出やお買い物など施設外でのレクリエーションを行い、地域との交流も図れる機会を設けていきたいと思っています。

(春秋園 入所スタッフ一同)

平成31年2月 春秋園だより「調理レクリエーションについて」

 2019年2月号①.JPG
 先日、3階入所フロアにて調理レクリエーションを行いました。今回の料理は「金時ティラミス」です。

 利用者様にはスポンジ作り担当と、クリーム作り担当に分かれていただいての同時進行。「互いに美味しく作りましょう。」「どんな出来上がりになるのかしら。」と皆さん想像を膨らませていました。スポンジ作り担当はカステラの生地を切り分け、その表面にお湯で溶かしたコーヒーを塗っていく作業です。クリーム作り担当はクリームチーズと生クリーム、砂糖を混ぜる作業に取り掛かって頂きました。どちらもなかなか簡単ではない作業ですが、そこは皆様の経験と、担当内で協力し合うことによって、双方とも美味しそうなスポンジとクリームを作り上げることができました。途中「久しぶりの料理だわ。」「私もクリーム混ぜたい。」などのお声と共に、笑顔と真剣なお顔とが混ざりながらの調理風景でした。積極的にテキパキと調理をされるそのお姿に、皆様が台所に立って料理をされている頃のご様子が目に見えるようでした。最後はスポンジにクリームを乗せ、お皿に盛り付けです。完成すると自然に利用者様達から拍手が湧き起りました。待ちきれずに手を伸ばして食べようとされたり、「まだなのー?早く食べたい」とウキウキされる姿は普段のおやつの時間とは違う様子でした。
 
 これからも利用者様のいろいろな表情を引き出すことができるようなレクリエーションを企画していきたいと思います。

(春秋園入所スタッフ一同)

平成31年1月 春秋園だより「ハーバリウム作りについて」

2019年1月号①.JPG

今回は、4階入所利用者様と一緒に行った、「ハーバリウム作り」についてご紹介させて頂きます。

ハーバリウムとは、お手入れの必要がなくみずみずしい状態で長く植物を楽しむことができる植物標本のことです。造花、洗濯のり、精製水を代用して作成しました。利用者様にとっても聞き慣れない単語で、「ハーバリウムって何?」と首をかしげる方は多く、最初の内は何をどうしたら良いか解らないご様子でした。それでも、職員と一緒に作業をしていく内に興味をもって、「次はどうするの?」と自ら行動を起こす方も出始め、最終的にはご自身で完成させている方もいらっしゃいました。絵を描くと一つ一つの絵に個性が表れるように、利用者様によって個性的な作品ができあがりました。「綺麗だね」と感無量のご様子で、できあがった作品をお部屋に持って帰って飾っておられました。

このように、入所レクリエーションでは様々な作品作りを通して利用者様に季節を感じて頂いたりしています。皆様も、機会がありましたら是非挑戦してみてください。 

(春秋園 入所スタッフ一同)

平成30年12月 春秋園だより「手作業レクリエーションについて」

2018年12月号②.JPG
 今回は作業療法の一環で行っている、手作業レクリエーションについて紹介致します。対象は入所者から数人の集団で簡単な手作業ができる方を対象にフロアごとで週一回、実施しています。作品は、月ごとに相応なものをモチーフに大きな壁画を作製しています。手作業を行うことで、上肢・手指機能はもとより、目と手の協調、体幹筋力、座位バランスなどの維持・向上が期待できます。また指先を動かして使うと脳を活性化させる効果があると言われています。そして集団で行うことで交流の契機となり、能力に合わせて作業工程(契る、切る、貼る、折る等)を提供し、協力して一つの作品を作り上げることができます。
 
 出来上がった壁画は、翌月、玄関正面口に掲示します。掲示されることで、より目的意識を持って取り組め、完成の達成感を味わうことができます♪今回は、冬支度ということで冬眠している熊、鮭が泳いでいる川をモチーフに作製しました。スタッフから「どこの川かな?」と聞かれると参加者は「寒い所だよね」「石狩川かな」と話され、各々イメージを持って取り組めたようです。「もっと川の水を増やした方が良い」と主体的な意見も聞かれました。

 毎年十一月の文化祭には集大成として年間に作製された全ての作品が展示されます。これからも作品で春秋園の玄関を彩っていきたいと思います。 

(リハビリ スタッフ一同)

平成30年11月 春秋園だより「敬老会について」

2018年11月号①.JPG
通所の敬老会での様子を、ご紹介致します。

まず表彰式を取り行い、利用者様のご長寿をお祝いしました。表彰式の後は、職員による余興やボランティアの皆様による踊り等を披露して頂きました。敬老会初日の職員余興では、色違いのパーカーを羽織った職員がピンクレディーのUFO、荻野目洋子のダンシングヒーロー、AKB48の恋するフォーチュンクッキーを踊り、利用者様から好評でした。

敬老の日、当日にはボランティアの「花柳流八重花会」様が来てくださいました。着物姿で踊りを披露してくださったのは、小学生~高校生くらいまでの女の子達でした。踊る度に利用者様から感嘆の声が漏れていました。

これからも、様々な行事を取り行い、皆様に少しでも楽しんで頂けるように、企画していきたいと思います。

(春秋園 通所スタッフ一同)

平成30年10月 春秋園だより「夏祭りについて」

2018年10月号②.JPG
 朝夕は肌寒さを感じるようになり、秋の気配がつのる今日この頃です。

 さて、今回は春秋園でのイベントの様子を紹介したいと思います。
8月は夏祭りを行いました。 ボランティアさんによる銭太鼓を皆さんで楽しみました。ご利用者様の中には「よいしょ!」と元気に掛け声を掛け合い、皆さん終始笑顔でした。おやつにはスイカやアイスなど、夏を感じるものを召し上がって頂きました。ヨーヨー釣りや輪投げ、射的などを楽しむ姿も見られました。9月中旬には、敬老会を予定しております。

 春秋園では、毎月このようなイベントを行っており、楽しそうな笑顔を見る事ができます。今後もこの笑顔が絶えない毎日を送って頂けるよう精進していきたいと思います。
                     

(春秋園入所スタッフ一同)

平成30年9月 春秋園だより「ボランティアについて」

P1030298.JPG
 秋刀魚の美味しい季節になりました。秋刀魚は栄養が大変豊富で、残暑の疲労回復に良いと言われています。健康の為にもこうした旬のものをなるべく食べるようにしたいものですね。
 
 さて、先日春秋園では落語家さんをお招きし、一階の通所の大広間で寄席を開催致しました。当日はご利用者様だけでなく、御家族様も楽しみに来られていました。
 高座に上がられたのは五代目三遊亭圓馬門下の橘ノ双葉(たちばなのふたば)さん。お噺だけでなく、民謡の歌や踊り、他にも似顔絵の早描き等、様々な芸で会場を楽しませてくれました。双葉さんの振付けを見ながら、ご利用者様も民謡を一緒に歌ったり踊ったりされ、皆で参加の出来る寄席でした。
 お開きの後で、ご利用者様からは様々な声が寄せられました。「生で落語が聴けて良かった」、「(内容が)バラエティに富んでいて楽しかったよ」、「着物が綺麗で素敵だった」、「若くてハキハキしていて聴きやすかった」、「たくさん笑ったよ」、「面白かったから、また来て欲しい」等々、皆さん笑顔で話してくださいました。


 「笑い」は心に活力を与えてくれると共に、身体の免疫力を高めたり、血圧や血糖値にも良い影響があると言われています。今後もこうした行事などを通して、皆様に笑顔で楽しめる時間を持っていただけたらと思います。
                                

(春秋園入所スタッフ一同)

平成30年8月 春秋園だより「入所男子会について」

 2018年8月号②.jpg 蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 春秋園の入所フロアでは、6月の父の日に、『男子会』を実施しました。

 前日より男子会を楽しみにされていらっしゃる様子が見られました。男子会当日は、男性のご利用者様に、おつまみやノンアルコール飲料を召し上がって頂いたり、カラオケで昔懐かしの名曲を熱唱されたりと、笑顔で楽しまれていました。昭和の居酒屋をイメージした雰囲気の中、ご利用者様の笑い声がたくさん聞かれ、職員も一緒に楽しい時間を過ごす事ができました。参加された男性のご利用者様からは、「美味しいものがたくさん食べられて良かったよ」「久しぶりにお酒が飲めて楽しい時間だったなぁ」など、嬉しいお言葉をたくさん頂きました。

 
 ご利用者様の笑顔を見られると、職員も嬉しくなり、自然と笑みがこぼれます。職員一同、ご利用者様が毎日笑顔で過ごせるよう、今後もたくさんの行事を企画・実施していきたいと思います。 
                        

(春秋園入所スタッフ一同)

平成30年7月 春秋園だより「愛和健康祭り作品展示・バザーについて」

2018年7月号①.JPG
愛和健康祭りで、春秋園利用者様の作品展示・バザーを行いました。

 春秋園では、リハビリやレクリエーションの一つとして、手作業を積極的に導入しています。指先や道具を使用して細かい作業をしたり、工程や出来上がりを想像しながら作ることで、心身の活性化を促せるからです。また、作品が形になる事で充実感や達成感を得ることができます。
そして、手作業をより効果的にする方法があります。それは、作品を他の人にほめてもらい、役立ててもらうことです。誰かの役に立つと感じられることが、利用者様の意欲やパワーにつながっていきます。

 最近、編み物をよくされている利用者様がこんな話をしてくださいました。「(私がいろいろなものを作るのは)ぼーっとしているのがもったいない、という気持ちもあるけれど、それ以上に、だれかにプレゼントして喜んでもらうのがうれしいの。受け取った人も喜ぶ、私もその人が喜んでくれたことを喜ぶ、WIN‐WINの関係だから好きなのよ」と。
お祭り当日は、作品作りに協力していただいた利用者様をご招待し、実際の雰囲気をみていただきました。お客様が作品をみて「素敵ですね」と笑顔になる、その様子をみた利用者様が照れ笑いをする、そんな利用者様をみて、スタッフも笑顔になる、そんな笑顔の連鎖が起こる素敵な一日になったと思います。

たくさんの方に来場いただき、ありがとうございました。

(春秋園リハビリスタッフ一同)

平成30年6月 春秋園だより「レクリエーションについて」

2018年6月号①.JPG

 青田を渡る風も心地よく、行く春が惜しまれる今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

さて今回は、通所リハビリで行っている手作業レクリエーションについて紹介します。手作業レクリエーションでは、毎月折り紙やペットボトル、はぎれなどを使い、色とりどりに作品を仕上げています。作る工程で、利用者様同士で使用する材料を相談したりしながら作品作りを行っていす。

今月は、6月に行われる愛和健康まつりに出品する作品を作っています。
手のひらサイズのカップを使用し、大小様々な大きさのお花をカップに飾り付け、布テープを使いより華やかに見えるように仕上げているフラワーカップと、色とりどりのビーズを使用し作ったストラップの2種類を、レクリエーションとして制作しました。
今回は、愛和健康まつりに出品することもあり、どの年代の方が見ても気に入っていただける様に参加されてる方々は思いを込めて取り組まれています。

この様に手作業レクリエーションでは、相手のことを考えながら作ったり、自分が使ってる姿を思い浮かべながら楽しく作業しています。
 

(春秋園通所スタッフ一同)

平成30年4月 春秋園だより「ひな祭りについて」

2018.4月号 .JPG

 暖かい風が吹き始め、春の花が咲き始めている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今回は、春秋園(入所)にて行われたひな祭りについてご紹介いたします。
 フロアスタッフによって作成された、お雛様のパネルを使用し、撮影会を行いました。パネルを使用し、撮影会に臨んだ利用者様からは、「まるでお雛様になったみたい」とはにかみながら話される方や、「こんな大きなものがあるんだね」と驚かれる方もいらっしゃいました。
皆様、カメラを向けると色々な表情をされる様子があり、利用者様お一人おひとりの温かい人情を感じます。

 また、フロアの一角には七段飾りのひな壇を飾りました。
 皆様、ひな祭りの思い出や今後どのようなひな祭りを行いたいか、スタッフと話されていました。


 各行事を通して、ご利用者様から受けたお言葉や、どのようにして楽しんでいただくかスタッフ一同趣向を凝らして、行事の企画を行っています。
 今後とも春秋園の行事にご期待ください。

(春秋園入所スタッフ一同)

平成30年3月 春秋園だより「レクリエーションについて」

2018年3月号②.JPG

 春秋園では、毎日集団体操とレクリエーションを実施しています。
 毎日午後、フロアに集合していただき、スタッフが声をかけながら一緒に行っていきます。

 まずは身体の各所を動かす体操。次に嚥下機能面に焦点を当てた口腔体操。その後に皆さんお楽しみのレクリエーションを行うのが基本プログラムとなっています。              
 体操では手足の先から胴体まで満遍なく動かします。筋力トレーニングのみならず、左右で別の動きをして脳を活性化するものや、排泄を促進する動作なども組み込まれています。
 口腔体操は、誤嚥性肺炎の予防を主目的としたものです。発声の他、舌や顎、首肩周りなど関連部位を動かしていきます。

 レクリエーションは娯楽性も含めた内容で、日替わり、もしくは数日連続で行ったりします。


 レクリエーションでは季節のものも取り入れています。
 2月は節分にちなみ、折り紙を鬼の形に折り、目鼻を書き入れた物を各お部屋に飾ったりもしました。また、季節行事として豆まき会も開催しました。
春秋園に現れた恐ろしい赤鬼、青鬼を、利用者の皆様に「鬼は外~!」と笑顔で追い払っていただきました。


 今後もご一緒に、楽しく体を動かしていきましょう!

(春秋園 入所スタッフ一同)

平成30年2月 春秋園だより「食事会について」

2018.2.2.png

  寒い日がまだまだ続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

 春秋園の入所フロアでは、愛和病院のレストラン「テラス」に食事をしに行きました。
普段とはまた違った雰囲気の中、美味しい食事に思わず皆様からは「美味しい~」と笑みがこぼれていました。
職員一同、利用者様の満面の笑みが見られて、とても嬉しい気分になりました。

 また「こんな美味しいもの久しぶりに食べたよ」とのお言葉も頂きました。楽しい時間は瞬く間に過ぎてしまいますね。行事で楽しんで頂く事はもちろんですが、たまに外食をして、語らいの時を過ごして頂くのも大切だと思います。


 年が明けて、早いものでもうひと月が終わりました。あっという間に一年が過ぎ去ってしまう中で、利用者様に入所生活を楽しく送って頂ければと思います。

 三月には雛祭り、四月にはお花見と、行事が続きます。スタッフ一同、楽しんで頂けるよう、精一杯企画考案致しますのでお楽しみに。

(春秋園 入所スタッフ一同)

平成30年1月 春秋園だより「腰痛予防の勉強会」

2018.1.png

春秋園では職員を対象とした勉強会が定期的に開催されています。
今回はリハビリスタッフが主体となって実施した『腰痛予防』の勉強会について取り上げていきます。


 腰痛は主に腰部の痛みや痺れを主とした不快感の総称です。介護の現場では腰を曲げて利用者様を介助する場面が多くみられます。
 このことが原因で腰痛に悩まされる職員も少なくありません。そのため腰痛を緩和、予防していく方法を伝達しました。 

 具体的な内容として、新人には腰痛を予防しながら行う移乗動作の介助方法から指導しました。経験者には自分で行う簡単な運動やストレッチを指導しました。


 勉強会に参加した職員の方々から「勉強会で学んだ介助方法を実践します。」「今回教わった運動やストレッチを実践してみます。」「簡単な運動なので毎日やってみようと思います。」という声が聞かれました。
この勉強会を通して職員の皆さんが快適に仕事を行えれば良いな、と願っています。

(春秋園リハビリスタッフ一同)