

通所に3年半、5年半通われている、共に、大正十四年生まれ、百歳になるお二人がいます。お二人とも、杖をついて自分で歩けます。今回はお二人にいろいろインタビューをさせていただきました。
「朝、女学校に行くと、虎のイラストが描いてあるサラシに千人針を結ぶ作業がありました。寅年生まれの方は、一針入れて結ぶを年の数だけ、寅年以外は一針だけ結ぶ。」
「そのサラシの一つを受けとってB29を高射砲で砲撃していたけど、弾が届かなかった」というお二人です。それぞれ、茨城県下妻市、岐阜県のご出身です。
【質問➀】好きな食べ物は?
「毎日和食。魚は好きではないけど、シラスはよく食べる」
「味噌汁の具で好きなのは、わかめとか」
【質問➁】好きな歌手は?
「村田秀雄」
「たくさんいるけど、川中美幸とか」
【質問➂】毎日、楽しみにしていることは?
「野球と相撲。大の里、ヤクルトの応援」
「家族との会話」
【質問➃】長生きの秘訣は?
「一日一回は庭に出る」
「娘が、できることは自分でやりなさいと言う」「やっぱり、食べることが一番大切だよ」「うちで、じっとしていたらだめ。ここに来るのが楽しみ」「のんびり暮らしている」
【質問➄】今の若い人達に伝えたいことは?
「昔の方がよかったことは、物価が安かったこと、食べ物はほぼ自給自足できていたことだね」「昔はそれぞれの家庭で、野菜とか作っていたし、味噌や醤油、梅干しも自家製だった」「何でも買わず、日本には畑が余ってるんだから、自分たちでも作ればいいのに。」
人生の大先輩からの貴重なアドバイスをいただきました。これからも元気な身体で過ごしていただけるように、リハビリを提供して参ります。
(リハビリスタッフ一同)